ライオン・キング(2019年)の感想・レビュー・ネタバレ
【本当に凄い”超実写”の映像と王道のストーリー、子ライオンは可愛い】

洋アニメ
スポンサーリンク

ライオン・キング

公開:2019年8月9日
製作:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
監督:ジョン・ファヴロー
出演:シンバ:ドナルド・グローヴァー(賀来賢人)
   ナラ:ビヨンセ・ノウルズ=カーター(門山葉子)
   スカ―:キウェテル・イジョフォー(江口洋介)
   ティモン:ビリー・アイクナー(ミキ・亜生)
   プンバァ:セス・ローゲン(佐藤二朗)

いつの日かお前が、新たな王となるのだ

命あふれるサバンナの王国プライドランド。その王であるライオン〈ムファサ〉に、息子〈シンバ〉が誕生する。だが、シンバはある“悲劇”によって父ムファサを失い、王国を追放されてしまう。新たな世界で彼は仲間と出会い、“自分が生まれてきた意味、使命とは何か”を知っていく。王となる自らの運命に立ち向かうために―。

https://www.disney.co.jp/movie/lionking2019.html
「ライオン・キング」予告映像B

感想

7.0/10 【本当に凄い”超実写”の映像と王道のストーリー、子ライオンは可愛い】

先日観たアラジンが予想外に良かったので、同じく過去のディズニーアニメ実写化のライオン・キングに興味が沸き、観に行くことにしました。ちなみに過去のアニメ版やミュージカル版は観たことはありません。
今作は実写化だと思って観に行きましたが、鑑賞後にどこまでがCGでどこまでが実写なのか気になって調べてみると、全編フルCGの制作だそうで…本当に凄すぎる。ディズニー公式が超実写版というのも納得です。ちなみに1シーンだけ実写シーンがあるとのことですが、自分には全然見分けがつきませんでした。
監督のジョン・ファヴローはマーベル映画好きには縁の深い人で、アイアンマン1と2では監督をしながら主人公の運転手ハッピー・ホーガン役で出演しており、その後も同役でスパイダーマン:ファー・フロム・ホームでも出演しています。そちらの印象が強すぎて、監督やってたことを今作で久しぶりに思い出しました。
映像は先述の通り前代未聞の凄すぎるレベルです。さすがに全部本物の動物を使ってるとは思いませんでしたが、全てCGと言われても本当なのか疑うくらい。サバンナやジャングルの風景も美しく、まるでネイチャー番組を切り出しているかのような映像でした。まさしく超実写。そして主人公シンバの子ライオン時代は抜群に可愛いです。
音楽も過去作を見ていない自分でも聞いたことはある主題歌「サークル・オブ・ライフ」は壮大でオープニングから盛り上がりますし、主人公シンバとその幼馴染の雌ライオンのナラの声は、グラミー賞受賞アーティスト2人と豪華なキャストとなっています。
ストーリーは王道と言うか古典的と言うべきか、正直あらすじを見たら大体想像がつく内容でした。過去作からあまりアレンジされていないような気がします。直系男子のみの王位継承の制度も今時なら修正されそうですが、主人公がライオンだからか違和感はありません。
ただ映画として見た場合には無難と言うか、短所もないが長所もないと言った印象です。ただし映像は抜群の出来。現代のCGの技術に興味があったり、原作あるいは動物好きならば観て飽きることはない作品ではないでしょうか。

以下ネタバレ有の感想










大まかなストーリーとしては、放浪した王子が不正な継承をして腐敗した現王朝から王位を取り戻すという、昔話の時代からあるような流れ。貴種流離譚というやつですね。それがライオン目線で描かれているのが今作。
その中で主題歌「サークル・オブ・ライフ」でも歌われている「生命の環」が今作のテーマ。食物連鎖の環、王位の環、世界は絶妙な自然のバランスで成り立っているというのは、普遍的と言うよりも現代ならばこそ重要なテーマと言えるかもしれません。
アラジンでは王は男性という伝統を破って女王になるという話でしたが、ライオン・キングでは王位は王の息子であるシンバでなければならないという、ある意味真逆な展開となっているのは面白い対比に感じられます。
などと真面目ぶって考えてみましたが、個人的な見どころとしては単純に、序盤のシンバの子ライオン時代の可愛さ、中盤のティモンとプンバァが登場が良かったです。特にティモンとプンバァの登場は、どん底の状況のシンバの暗い状況から一気に明るくしてくれ、「ハクナ・マタタ」と前向きにくよくよするなと3匹で歌うのは明るい雰囲気はとても楽しそうで良かったです。
終盤には動物たちの抗争もありますが、基本的に動物の取っ組み合いでも血が出ない平和的仕様です。ただ、マンドリルのラフィキが長い棒でハイエナに殴りかかるのだけは人間っぽい動きに見えるからか、妙に生々しく暴力的でした(笑)
アニメならそこまで気にならなさそうでも、本物の動物のように見えるからこそツッコミどころもちらほら。ライオンの子が虫だけ食べてあんなに大きく成長したのかとか、王に仕えるものは食べないって王国の食事事情はどうなってるのかとか、シンバの故郷のプライドランドとジャングルの距離はどうなってるのとか、悪役スカ―の悪事の告白は唐突すぎないかとか。
ただ、それも動物たちの物語と思えばあまり気にしなくて良いでしょう。超実写の映像体験だけでも一見の価値はある映画ではないでしょうか。

洋アニメ洋ミュージカル
スポンサーリンク
nora-eigaをフォローする
nora-eiga

コメント

タイトルとURLをコピーしました