フッド:ザ・ビギニング(2019年)の感想・レビュー・ネタバレ
【タロン・エガートンの弓矢アクションが映える現代的時代劇】

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フッド:ザ・ビギニング

公開:2019年10月18日
配給:キノフィルムズ
監督:オットー・バサースト
出演:タロン・エガートン
   ジェイミー・フォックス
   ベン・メンデルソーン
   イヴ・ヒューソン

反逆者か、ヒーローか。

イングランド。広大な屋敷に暮らす若き領主ロビン・ロクスリーは何の苦労も知らずにいた。十字軍として遠い異国で戦うまでは。4年後、激戦を生き抜いていたロビンは上官に歯向かったことから国へ帰される。そして、自分が戦死したことにされて領地も財産もすべて没収され、恋人も領民も鉱山へと追放されていたことを知る!
どん底に落ちたロビンだが、戦地では敵だった最強戦士ジョンに導かれ、たった2人で腐敗した政府に反逆を開始する。頭巾=〈フッド〉として、民衆の心をつかんでいくのだが――。
事態を重く見た政府は、ついに〈フッド〉を捕らえるために戦地から最強の軍人たちを呼び寄せるのだった。
反逆者かヒーローか、ロビンの戦いの行方は――?

https://hood-movie.jp/
映画『フッド:ザ・ビギニング』予告【HD】2019年10月18日(金)公開

感想

7.5/10 【タロン・エガートンの弓矢アクションが映える現代的時代劇】

 キングスマンの抜群の恰好良いアクションを見てから惚れこんでいるタロン・エガートン。イーグルジャンプで冴えないスキージャンパーを、ロケットマンではクセのある天才ミュージシャンを演じた彼が、またアクションで主演だと聞いて楽しみにしていました。英語版の予告を見たのはかなり前で、アメリカでは2018年には公開されていたのですが、興行収入でも批評でもかなり悪く爆死と言えるレベルらしく、日本公開はかなり遅くなり心配していましたが、無事に日本でも公開されて良かったです。
 そんな経緯のあっての内容ですが、個人的には期待通りのタロンのアクションが映えるものでした。映画であまりメインには据えられない弓矢という武器ですが、早撃ち、連射、同時撃ちなど、スピードの感あるアクションが恰好良かったです。表の顔は暴君の州長官に忠実な領主、裏ではロビン・フッドとして民衆の味方となる二面性も面白かったです。
 ストーリーは王道というかベタと言うか…まあ予告を見ればまあ全体的な流れが分かる程度で、あまり印象にも残っていません。ただ、アクション映画としてみるだけならばそれで充分かとも思います。時代背景の割に衣装などはあまり時代劇っぽくなく、全体的に現代的な雰囲気で、途中で中世の舞台設定を忘れかけるところもありました。中世らしく、カー…じゃないホースチェイスのシーンもありましたが、迫力もあって良かったです。
 悪代官ならぬ、悪州長官演じるベン・メンデルソーンもどこかで見たことある…と思って終わってから調べると、レディ・プレイヤー1で悪社長やってた人ですね。ついでにキャプテン・マーベルのタロンも…こちらはメイクでさっぱり分かりませんが(笑)
 細かいツッコミどころはあるものの、アクション映画としての出来は良かったです。タロンファンなら間違いなく楽しめるのではないでしょうか。時代考証とかよりもエンタメ寄りなところといい、設定といい、暴れん坊将軍とか水戸黄門等の時代劇を見ている気分で上質なアクションが楽しめ、本国でそこまで評価が低いのは正直意外でした。むしろ地方では公開館が少ないのが一番のネックかもしれません。

以下ネタバレ有の感想











 何度も色々な形で映画にもなっているロビン・フッドの前日譚ですし、ストーリーもあらすじを見れば大体分かるのでネタバレもあまり気にならない内容かとは思います。
 敢えて細かいところを挙げていくとすれば、敵も味方もやたらと弓矢率高すぎないかとか、時代背景と人種がよく分からないとか、権力者は全て悪人みたいな大雑把なストーリーだとかのツッコミどころでしょうか。ただその辺りも、アクションが良ければそんなものはあまり気にしなければ問題ないでしょう。
 戦いはこれからだ、みたいな終わり方にはなりますが、ビギニングである以上まあそういうものかなとは思いますし、特に消化不良なところもありませんでした。個人的には満足な出来だったので、続編やってくれれば観たいとは思いますが、本国での興行収入や評判からすると絶望的なのかもしれません。
 私としては周りの評判と自分の好みや満足度は違うということを改めて実感し、気になる映画は評判がどうでも見ておくべきだと学べた一作でした。私はオススメします!

洋アクション
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