スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年・MCU)の感想・レビュー・ネタバレ
【ヨーロッパでも見事にスパイディ!そして可愛らしすぎるトム・ホランド】

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム MARVEL
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

公開:2019年6月28日
製作:マーベル・スタジオ
   コロンビア映画
監督:ジョン・ワッツ
出演:トム・ホランド
   ジェイク・ギレンホール
   サミュエル・Ⅼ・ジャクソン
<大ヒット上映中>映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』世界最速公開

MCUの23作目、アベンジャーズ:エンドゲームの次の作品となるMCUスパイダーマンの第2作。フェイズ3の最後の作品となる。
マーベル・スタジオはディズニーの傘下に入ったが、スパイダーマンだけは映画化の権利はソニーが持っているため、制作はマーベル・スタジオが、配給はソニーが行っている。

アイアンマンを喪ったスパイダーマン(ピーター・パーカー)は寂しさと責任感を抱えながらも親愛なる隣人としての活動をしていた。そんな中夏休みに学校でヨーロッパへの研修旅行があり、その機会に想いを寄せるMJへと告白しようと計画する。
水の都ヴェネツィアの観光の最中、突如現れた水の巨人とそれと戦う謎の男。そしてその夜には着信を拒否し続けていたニック・フューリーがピーターの前に姿を見せる。紹介された謎の男”ミステリオ”は、マルチバース(異次元)から、巨人を倒すためにやってきたと言い、共に闘おうと声をかける。
スパイダーマンは鉄の意志を引き継ぎ、真のヒーローとなることかできるのか。

感想

9/10 【ヨーロッパでも見事にスパイディ!そして可愛らしすぎるピーター・パーカー】

エンドゲームの満足感が凄かったので、その次となる今作には少し心配していたが、それは杞憂に終わり、MCUはまだまだ楽しみだと確信出来た。
舞台はニューヨークを離れてヨーロッパとなるが、内容はあくまでスパイダーマンらしく、私生活とヒーローとの板挟みが描かれる。前回のヒーロー大集合と比べると少し寂しくもあるが、ヒーローはスパイダーマンと新登場のミステリオだけで、主軸は悩める少年の成長物語。
好きな女の子に告白したいという青少年の悩みと、ヨーロッパを脅威から守ると言う使命の板挟みとなるピーター。その善人でビュアな姿がとにかく可愛らしい。前作のラストで愛称が原作での恋人(のうちの1人)の名前だと分かった、屈折しながらと初々しいMJも魅力的だが、それ以上に可愛らしくて応援したくなる16歳の純情少年ピーター…演じるトム・ホランドは23歳にはとても見えない。あの見た目でスタントもある程度自分でしてると言うから尚凄い。

エンドゲームもそうだったが、マーベル・スタジオは予告の作りが上手い。見栄えの良いシーンが予告で使われながらも、それ以外にもたくさん見所があり、良いシーンは予告の部分だけだったという残念なことは決してなく、予告からの予想以上の展開も見せてくれる。
前半は甘酸っぱい青春を、中盤からはハラハラドキドキさせられる展開に。見ようと決めている方は下やネットのネタバレを見る前に劇場に行った方が良いかもしれません。
今回でスパイダーマンの実写映画化で俳優も3人目だが、特に今回は今までとは違ったスパイダーマン像となったのではないだろうか。
MCUが好きだったなら間違いなくオススメ。ただし、未見の人にはやはり薦め辛い。

以下ネタバレ有の感想










今回はずっとアイアンマン(トニー・スターク)の影が見え続ける内容となっていました。
オープニングの時点で、ホイットニー・ヒューストンの曲に合わせて、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウ、ヴィジョンの追悼シーンから始まる。
その後も背景には事あるごとにアイアンマンの姿が壁などに描かれ、飛行機内ではトニーの伝記的な映像も見られるよう。エンドゲームの最後の行動で、どれだけヒーローとして世界に認められたか、そして次代のアイアンマンを求められるスパイダーマンが重荷に感じているかが伝わってきます。

また、原作を知ってる人には大方の予想通りに今回のメインヴィランとなったミステリオ。その行動の根源はシビルウォーで出てた、BARFシステムの件でトニーに認められず首になったから。
事件の規模が大きくなったのもトニーの残したイーディスが理由だし、良い方にも悪い方にも影響が大き過ぎるという、ある意味今までのMCUらしさも踏襲していました。
イーディスは便利すぎだろう…ドローンも無数にあって、衛星からすぐに飛んできて、活動時間も長いって動力どうなってるのか。相変わらずのスターク・インダストリー製と言えば何でも説得力がある便利な言葉。

予告から気になっていた、スパイダースーツが何故の初代のものなのだろうかと思っていたら、アイアンスパイダースーツはまさかの充電式で旅行に持って行かなかったから。
今回の新スーツは能力の調整くらいだったように見えたから、性能的にはアイアンスパイダーの方が高かったのだろうか?
絵面的にはナノテクでマスクが出し入れ自由なものより、従来の布を頭に被る形式の方が好きです。

そして最後にはMCUになってから初登場となるデイリー・ビューグルとJ・J・ジェイムソン。定番のスパイダーマンが悪であるという報道と同時に、今回は正体であるピーター・パーカーの名前と顔がバラされることに。
ようやくMJとも上手くいって良い雰囲気の直後、不穏な雰囲気となって幕を閉じます。あんなに良い子が、あんなに頑張って正体を隠していたのに…今後の展開が気になります。

今回はずっと騙されっぱなしの内容でした。ミステリオが言った、人は信じたいものを信じるというのが正にその通り。
アイアンマンを喪って次のヒーローを求める大衆は、ミステリオを偉大なヒーローとして信じる。自分の青春とヒーローとしての責務を秤にかけ、重責から逃れたいピーターは、トニーの遺産にミステリオがより相応しいと信じる。
そしてアメコミファンは、異次元からやってきたと言うミステリオのセリフを、今後のMCUの展開を期待して信じる。アース616とか言われたら、今後スパイダーバース的展開や、X-MENとの合流できるとか期待してしまうじゃないか…。
ミステリオがヒーローとして出るって時点で、原作ではヴィランなのだからどうせ嘘で、敵になると思った人は多いでしょうが、まさか異次元から来たという予告内でのセリフから嘘だったとは。本当に人は信じたい部分だけ信じてしまいます。
恒例のエンドクレジット後には、今回出番が多かったニック・フューリーまでもがスクラル人のタロスが変身した姿だった…そこまでもが嘘なのか。さすがのシェイプシフター(擬態の名手)。
本物のニック・フューリーが居たのは宇宙なのか?今後の展開がどうなるか気になる点ばかりが増えていきます。
フェイズ3の最後とのことでしたが、気になる展開は増えていく一方。もはやフェイズ4の最初と言える気もしますが、今後の展開が気になることは同じ。先が気になってヤキモキすることにはなりますが、内容的にはとても満足な内容でした。

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