ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年)の感想・レビュー・ネタバレ
【シンプルイズベストのアクション映画。そしてマッチョ祭り】

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ワイルド・スピード/スーパーコンボ

公開:2019年8月2日
製作:オリジナル・フィルム
監督:デヴィッド・リーチ
出演:ドゥエイン・ジョンソン
   ジェイソン・ステイサム
   イドリス・エルバ
   ヴァネッサ・カービー
『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』最終予告映像

ロサンゼルスで娘と暮らす、ワイルドなスタイルで超重量級のクルマを操る追跡のプロ・元FBI特別捜査官ルーク・ホブスと、ロンドンで優雅な生活を送る、クールなスタイルで超高級なクルマを駆る規格外の元MI6エージェント・デッカード・ショウ。2人の元に、行方をくらませたMI6の女性エージェント・ハッティを保護して欲しいという政府の協力要請が入る。ハッティは全人類の半分を滅ぼす新型ウイルス兵器をテロ組織から奪還したが、組織を率いる、肉体改造を施された超人的な戦士・ブリクストンに急撃され、ウイルスと共に消息を絶った。しかも、彼女はショウの妹でもあるという。
ホブスとショウは「こんな奴と誰が組むか!」と協力を拒否するが、ウイルスの回収を最優先するため、仕方なく手を組む事に…世界の命運はこの2人に託された!

https://wildspeed-official.jp/

感想

8.5/10 【シンプルイズベストのアクション映画。そしてマッチョ祭り】

ワイルド・スピードシリーズの9作目。今作はスピンオフということでヴィン・ディーゼル演じるドミニク(ドム)は登場せず、ルーク・ホブスとデッカード・ショウの2人が主人公となっています。タイトルは原題のホブス&ショウの方が分かりやすかった気がしますが、なぜスーパーコンボになったのだろうか。
ただ、情報が公開された時から楽しみにしていた一作。現役最高のアクションスターと言える主役の2人、ドゥエイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムのキャストだけでも面白いのが確定しているようなもの。そして監督もジョン・ウィック、デッドプール2のデヴィッド・リーチ。こちらも信頼感があって安心です。ちなみに悪役のイドリス・エルバもどこか見たことがあるような気がしていたら、マイティ・ソーシリーズでソーの友で門番のヘイムダルを演じていた俳優。髪型が違うと全く気づきませんでした。
前作の『ワイルド・スピード ICE BREAK』で一番好きだったのがホブスとショウが刑務所で大暴れするシーン。暴徒鎮圧のゴム弾が聞かないホブスが印象的でした。その一番楽しいシーンが今作では延々と続きます。これが楽しくないわけがない。
スピンオフではありますが、いつものカーアクションとファミリー要素は盛り込まれており、まさにワイルド・スピードシリーズの1作。しかしナンバリングと違ってしがらみが少ないのか、シンプルなアクション映画として完成度は非常に高くまとまっており、シリーズで一番楽しかったです。
マッチョ2人とブロンド美女にド派手なアクション、恰好良い車やバイクとやっぱりド派手なカーアクション、悪役も恰好良い、かりやすいシンプルなストーリー。あるのはただそれだけです。だけどそれが何より良い。ホブスの筋肉、ショウの後ろ回し蹴り、恰好の良い車やバイク。アクション映画とはこうあるべきという理想的な映画でした。単純なアクション映画が見たいならば最高にオススメできる一作です。

以下ネタバレ有の感想










冒頭から見事な肉体を披露してくれるドゥエイン・ジョンソン。もはや筋肉ダルマ過ぎて本当に人間なのかな?っと思うくらい。最後まで豪快なアクションと共にその筋肉を見せつけてくれます。
ジェイソン・ステイサムは今回は脱ぐ機会はなかったですが、キレのあるアクションは相変わらず。そしてショウの運転するマクラーレン720Sも抜群に恰好良いです。ちなみに3000万円以上するそうな。
今作の悪役、ブリクストンも科学の力で強化された人間で、アクションシーンではとにかく強くてとても見栄えが良い。自称する通りの黒いスーパーマン。ストリートトリプルのカスタムバイクも自動運転機能付きのSF仕様を乗り回す姿は恰好良いです。少しCGが過ぎる感じもしましたが、カーアクションが派手になるならそれも良いでしょう。
ストーリーはウィルス兵器を巡って悪の秘密結社エティオンと戦うというシンプルなもの。昔ながらのよくある設定ですが、物語終了時点で組織はまだ健在なので、続編かあるいは本ストーリーの方で続きがあるのかもしれません。

印象的な登場人物は他にも2人。
冒頭にホブスに依頼を持ち込むお喋りCIAエージェントのロックですが、何だかライアン・レイノルズに似ているけど、過去にこんなキャラクター出てたかなと思って見ていましたが、実際ライアン・レイノルズ本人でした。カメオ出演を事前に知らなかったので素直に驚きました。監督の『デッドプール2』繋がりでしょうか?
その他にも『セントラル・インテリジェンス』『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』でドゥエイン・ジョンソンと共演していたケヴィン・ハートも空港保安官として出演していました。

アクションシーンはさすがの内容ですが、合間のコメディシーンも良かったです。
ホブスがロープ伝いに降りる敵を追い、ビルを飛び降りながらの格闘を横目にエレベーターで降りるショウ。逆に敵のアジトでガラス越しに大勢と戦うショウを見ながらあくびをしたり、筋トレまでし始めるホブス。思わず笑いが漏れるようなシーンもありました。
また、ショウのアジトで車が並んでいる中で旧ミニ・クーパーが出た際、過去に仕事で使ったというショウのセリフがありましたが、これは『ミニミニ大作戦(リメイク)』のネタでしょうか。
壊れたウィルス抽出装置を初見の人が一日で修理できるのかとか、ウィルスを血液から抽出しながら装置を背中に背負って走り回るなんて大丈夫かとか、妹がヘリに乗ってるのに撃墜する気満々なんじゃないかとか、ツッコミどころも何点か思い当たりますが、アクション映画で言うのも野暮でしょう。よく分からない工夫で敵の銃が使えなくなって、サモアのマッチョと肉弾戦が始まるのも自然な流れです。細かいことは気にせずスカッと気持ちよく観たい時には最高にオススメです。

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