X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年)の感想・レビュー・ネタバレ
【盛り上がりに欠けるが、シリーズはスッキリ完結】

X-MEN:ダーク・フェニックス MARVEL
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X-MEN:ダーク・フェニックス

公開:2019年6月21日
製作:20世紀フォックス
監督:サイモン・キンバーグ
出演:ジェームズ・マカヴォイ
   マイケル・ファスベンダー 
   ソフィー・ターナー 
映画『X-MEN: ダーク・フェニックス』本予告【最後のX-MEN】編

同じMARVELのアメコミ実写化で大成功を収めているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)よりも以前より続くX-MENシリーズの最新にして最終作。
2000年に始まったX-MENシリーズも、今回の10作目(デッドプール2作は除外)で ”最後のXメン”となる。 ディズニーによって20世紀フォックスの買収も行われたことにより、X-MENも将来的にはMCUに合流するとか。”最後のXメン”となるのはその辺りの影響なのか?

過去シリーズでは迫害の対象となっていたミュータント=X-MENも、今までの活躍が報われたのか社会的に認められ、スーパーヒーローとして認知されていた。大統領からの依頼による宇宙での救助活動中の事故で、ジーンはもう1つの人格”ダーク・フェニックス”を目覚めさせる。元から強かった力は更に増大し、次第に制御不能となっていくジーン。その事態にX-MENはどうやって乗り越えて行くのか。
2011年にファースト・ジェネレーションでリブートされ、劇中の時間軸ではおよそ30年、最初から残っているメンバーももはやチャールズ(プロフェッサーX)、エリック(マグニートー)、レイヴン(ミスティーク)、ハンク(ビースト)の4人だけ…彼らの最終的な運命は果たして。

感想

6.5/10 【盛り上がりに欠けるが、シリーズはスッキリ完結】

今までのストーリーの続きとしてキャラクター達の成長した姿と、ずっと迫害の対象だったミュータントが社会的に認められている姿が印象的。過去シリーズの苦労も報われているのだと思うと、人類の為と奔走する(させる)チャールズの苦悩も伝わってきた。
そして相変わらずミュータントの中でもマグニートーことエリックが、強い意志と力で突き進んで (大抵暴走だが) 恰好良い。彼の戦いのシーンはどれも見応えがあってとても良い。
シナリオ全体として、どうしてもミュータント同士、あるいはミュータント対人類の戦いになるので、テーマとして暗くなりがちなX-MENシリーズだが、今回もやはり暗い印象。話の中心となるチャールズとエリック、今回はジーンも軽い性格ではないのもその原因かも。前2作はピーター(クイックシルバー)にスポットが当たるだけで明るくなっていたのだが、今回はその出番も少なく深刻な場面が多かった。
ストーリーも先が気になるし、ミュータント能力の演出も派手で恰好良いのが多く見ごたえもあり、上映中は引き込まれる内容だったものの、最終作としては何だか物足りない印象。
大事件ではあるものの、前作のアポカリプスよりも主に内輪揉めでスケールが小さい雰囲気のせいだろうか。
今後はまたディズニー傘下の元でいつかX-MENも再開すると思いますが、このキャストでも最後かと思うと寂しくなります。単独作としては大満足とは思えませんでしたが、今までのシリーズを観てきたならば、締め括りいう意味では観ておきたいと思う作品でした。

以下ネタバレ有の感想










いつものチャールズとエリックの対決と共闘も魅力的だし、ミュータント能力の演出も派手で格好良いのだけれど、何故か長かったシリーズの最終作なのに、あまり盛り上がった気がしない。
理由を考えてみたけど、思い浮かぶのは以下の3点。

  • ファイナルディシジョンで見たような展開
  • ポッと出のラスボス
  • クイックシルバーの出番が少ない

細かくは勿論違うのだけれど、ジーンが暴走して…という展開が初期三部作で同じテーマで既視感が。ラスボスもパワーを身につけたジーンに付け込む謎の女って立ち位置で、初めは不気味な印象だが最後には小物っぽくなるし、ポッと出の印象が拭えない。そして個人的にはフューチャー&パスト以降のムードメーカーであったクイックシルバーの早期退場…まあ強過ぎる気もするから仕方ないかもしれないが。
ただ、色々と理想と現実で悩み抜いたチャールズが、引退してショボくれているのをエリックが元気付けようとしているシーンはとても良かった。劇中時間で30年近くも経っていると思うと色々と感慨深いラストシーンだった。

指示しか出せず、結果的にジーンを危険に晒すことになるチャールズに対してレイヴンが言う言葉「X-MENからX-WOMENに名前を変えたら」と言うシーンがあったが、つい最近メン・イン・ブラック インターナショナルでも似たようなセリフがあったような…現在では一言入れておかないといけないデリケートな時代なんでしょうね…。

正直なところ、アベンジャーズ:エンドゲームでMCUもひと段落し、国内では6/27で公開終了が告知されていること。
スパイダーマン:ファー・フロム・ホームが6/28に控えていること。
ディズニーに買収によりX-MENがMCUにいつか合流するであろうこと。
これらを踏まえて最後に告知でもないかと期待していたが、それは全くありませんでした(笑)

自分にとってはリブートとしてからの方が好きなシリーズでしたが、それもウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)がいなくなって少し熱が下がっていました。そういう意味では自分の中での”最後のXメン”は、LOGANだったのかもしれない。

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